教えるとは
「学ぶとは、胸に誠実さを刻むこと。教えるとは、共に未来を語ること。」
フランスの詩人、アラゴンの名言です。
私はこの言葉に最初にふれたのは、実家に帰省する最中に立ち寄ったトイレの中でした。
トイレの落書きにも色々とありますが、この言葉だけは何故か印象が強く憶えていたのです。トイレの用を足しながら(笑)、私は何度もこの言葉の意味を考えていたことを思い出します。
この言葉が、フランスの詩人のものだと知ったのは、それから随分とたってからです。フランス語から訳されている為、訳によっては、「胸」が「心」だったり、「未来」が「希望」だったりとしていますが、私はこの落書きの訳が一番しっくりときます。詩的に憶えやすいフレーズになっていると思います。
この落書きを書いた方に感謝します。人生においては「学ぶ」場面と「教える」場面がふいにあなたのもとにやって来ます。
私なりに教え方のコツをまとめてみました。
教え方のコツ
- まずは相手の立場にたって考える(これがなかなか出来ません)
- 「何を知りたいのか」「何が分からないのか」を質問によって問いただす
- 相手の質問にはまず肯定する(もし相手が間違った事を言っていても、すぐに「それは違います」と言ってはいけません。「そうですね。でもこうすると...」と入りましょう)
- 笑顔で話す(怒っている人と一緒に居たくはありません)
- 最初に何についての説明かを宣言する(「今から比較について説明しますね...」)
- 具体的に説明する(「aはbより大きい」とは言わず、「40は30より大きい」と言う)
- 説明の途中で相手に確認をする(「ここまでの説明はよろしいでしょうか?」)
- 大事な部分は相手の目をみて話す(恋愛においても同じ)
- 最後に未来を語る(「比較式が分かるようになれば、プログラムが出来るようになってモテますよ。」)
教える立場になる人は、自分も学ぶ場において生徒にならないといけません。そうすれば相手の気持ちも理解できるようになります。
人の感情は直球でくるとは限りません。むしろ、カーブだったりシュートだったり、時には消える魔球かもしれません。
受け止められるだけの広い心のミットを持ちたいものです。
- 武田修一 -
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